弟
昨日の深夜4時の話。
真ん中の弟(僕は長男)が起きてきた。僕は帰宅して、まだ読んでなかった週刊少年ジャンプを読み始めたところだった。すると…
弟「それ、面白くないよね。」
と言う。おいおい、今読んでるの「ONE PIECE」だぞ?こんな人気漫画を面白くないと言うか?
弟「NARUTOも読んでねーし。ブリーチも読んでねぇ。」
なんと、アニメ化されている人気漫画をことごとく読んでないと言う。なぜ読まないのか気になって弟に聞いてみた。
かずにぃ「なんで読まないの?」
すると…
弟「リアルじゃないから。ファンタジーとか作り物の世界が嫌いなんだよね。」
へぇ〜、そうなんだ。意外な答え。でも、弟は「魁!男塾」とか読んでたぞ?
かずにぃ「じゃ、男塾とかも嫌いだったの?」
するとまた意外な答えが…
弟「え、男塾はドキュメンタリーだろ?」
えーーーー、ちがーーーーう!
あんな世界ないから。
実写版はあったけどな。
かずにぃ「JOJOとかも嫌いだったっけ?」
さらに意外な答えが…
弟「JOJOは歴史物だろ?」
一切合切フィクションです。それに、歴史の授業で出てきたことないでしょ。
で、最後の質問。
かずにぃ「じゃ、一番好きな漫画は?」
弟は即座に
弟「ドラえもん!」
とりあえず質問してみる。
かずにぃ「それ、ファンタジーじゃないの?」
すると
弟「いや、現実にドラえもんは作られるからファンタジーじゃない。」
と。呆れて何も言えない…。さらに続けて…
弟「実は半分できてるんだ。見にくる?」
おいおい、お前が作るのか?話が広がっちゃったぞ?
かずにぃ「へぇー、でも研究の邪魔になるから遠慮しとくよ。今はどこ作ってるの?」
弟「とりあえず、音声の部分作ってる。聞く?」
かずにぃ「ほー、聞いてみたい。」
すると…
弟「僕、ドラえもんです。」
似てない…。
延々と似てないモノマネを繰り広げる。この声を録音でもしてると言いたいのか?ツッコんだら負けなような気がしたのでスルー。
かずにぃ「ああ、だいたい分かったよ。完成したら見せてね。」
弟「おう!あと88年後までには作るからさ。」
そんなに長生きするつもりか?
かずにぃ「まぁ、頑張れよ…。」
満面の笑顔の弟。そんな弟が最後に一言。
弟「あ、アニキ。今のウソだから。」
…知ってるよ。もう何も言い返せない。
弟「作ってるのガンダムだった。」
かずにぃ「…。どこまで出来たの?」
弟「とりあえず音声の録音してるんだけど、聞く?」
かずにぃ「じゃ、聞きたい」
弟「僕、ガンダムです。」
かずにぃ「さっきのドラえもんと同じじゃん。…もういいよ。やめさせてもらうわ。」
弟「あっそ、じゃ、出来たら見せるね。」
そんなこんなで朝4時半。無駄な時間を過ごした…。
と、家に帰ると弟達がボケまくるので、必然的に僕はツッコミ担当みたいになってる。
ボケまくるのは良いが、飽きるまで言ってくるから厄介だ。
今夜も起きてるかな?仕事で疲れてるから、今日はそっとしておいて欲しい。家に帰ると
弟「メシにする?風呂入る?それとも、相撲取る?」
って聞いてくる。
かずにぃ「風呂入って、メシ食う」
弟「 …からの相撲か。風呂の前に相撲の方が良くない?」
かずにぃ「風呂入ってメシ食って寝るから」
弟「かーらーの、相撲か。朝稽古だな。じゃ、3時起床で!」
かずにぃ「いや、もういいから…。」
好きな理由は
「マッサージとか好きそうじゃん。」
イマイチ基準が分からん。
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