パズル星団・第七回公演「星をみた少年」をみたオッサンの話

あえてこのブログのカテゴリー登録を「ヲタク」にしたのは

 

我らがアイ教ヲタから俳優として部隊に…部隊だとなおちゃんだ…舞台に立つ者がいからだ。

 

まずは俳優・井川雅人!!

イカさん、でおなじみの(最近の人は微妙に知らないかもしれない)たるるさん。今回はイギリス紳士の役に挑戦。どこからどうみてもイギリス人でした。褒め言葉。

 

そして、俳優・小林大輝!!

普段は平安貴族のような色白で大人しい感じのこばちょん。そんなこばちょんが酒をラッパ飲みするようなチンピラ役に挑戦。そして、族長の手下の役にも挑戦。もう下っ端感溢れる演技で、イケメンを馬乗りで殴るシーンは本当に嫉妬溢れる演技でした。褒め言葉。

 

あ、ちなみに写真面倒くさいので貼りません。(アクセス数とか多かったら貼ったりします←)

 

冗談を交えつつ書いているので、ネタだと思って下さいね。本当に良い演技でした。物語を作る大事な役をヲタ仲間が作り上げていると思うと、貝柱が…いや、目頭が熱くなる思いでした。

 

物語はとてもステキな内容でした。

 

原作はパウロ・コエーリョ著「アルケミスト 夢を旅した少年」だそうです。

児童文学だそうですが、大人が読んでもグッと来る内容で、それを舞台にしたというものでした。また、舞台ではコンテンポラリーダンスとのコラボレーションが行われていました。

 

コンテンポラリーダンスって何?と思うかもしれないけど、直訳だと「現代的な踊り」ということで、前衛的で型にハマっていない自由な発想で作られるダンスだとか何かのようだが、ウィキペディアの説明を3回読んで僕は意味不明だった← アイ教ヲタ的には、メンバー全体が同じ振付をするのではなく、オーシャンドライブのダンスのようなメンバー全体で何かを表現するような…あー、ちょっと違うけど、なんかそんな感じ←

 

さて、児童文学+演劇+コンテンポラリーダンスというとどういうものかというと、大変面白かったです。90分間、ずっと楽しかった!!

 

僕自身は演劇というのは2回目(初回はパズル星団「パパ・ユートピア」)でしたので、他と比べたりは出来ないので演劇としてどのくらい面白いかとは言えないですが、普通にテレビで金曜ロードショーで無名の映画を見るならこの舞台を見たいと思えるレベルで楽しかったです。あんまり褒めてない感じですかね?

 

オープニングはダンスから始まるのですが、決まりきった振付が無い即興ダンスのようで、ある程度の方向性は決めてあるそうですが、その決まっていないダンスから生み出される何かが僕の心をグッと掴みました。たるるさんは踊れない(というか、謎の柔らかさと堅さを持ち合わせる、動くとキモい)ヲタクという認識が変わるほど踊れていることにも驚きましたね。こばちょんは踊ってなかった。

 

そして、演出が僕はすごく好きでした。

 

舞台って、登場人物の役者さんが何人かいて、その人達が話しをして進めていくものだと思っていたのですが、「え、あんた誰?」みたいな感じで立っている人が踊り出すと、登場人物の心を描いていたり、また、景色の風の流れを表していたり、旅をするシーンでは場所が移動するように見えたり、役者さんの演技と組み合わせるとこんなにも分かりやすく伝わるものなのかなと思いました。舞台に置かれた箱を組み合わせて少年の進む道を示したりなども関心しました。クラリネットの生演奏とのコラボレーションとかも臨場感があって大変印象深かったです。

 

また、ベースとなった「星をみた少年」というお話しがステキでした。

 

サンチャゴというスペインの羊飼いの少年は夢で見たお告げを元にピラミッドまで宝物を探しに行きます。また、同時にハッサンという少年は朽ちた教会のいちじくの木の下に宝物があるという夢をみます。サンチャゴは夢を追い求め、羊を売ってエジプトに向かいます。ハッサンは今の現実を大事にすることに決め、夢を諦めます。サンチャゴはピラミッドへ向かいますが、泥棒に金を盗られ,クリスタル商人のもとで働き,砂漠では錬金術師を目指すイギリス人に会い,オアシスでは運命の人と出逢う。そして、ピラミッドで宝物を見つけるというお話しです。

 

サンチャゴは様々な選択を迫られますが、自分の夢を叶えるために精一杯行動します。その行動が実を結び、夢を叶えることになります。物語の中で、様々な心に残る言葉があったのですが、僕が一番印象に残ったシーンのセリフはこうでした。

 

「心は傷つきたくないのだ。」

 

人間の心は弱く、北斗の拳ラオウですら泣いちゃうくらいなので、弱いのです。こんな僕でも心が落ち込むこともあるのですが、やっぱり辛いものです。そして、怖いものや嫌なことから目を逸したり、耳を塞いだり、逃げ出したりしたくなります。サンチャゴのように、今のしがらみをぶっ壊して、自分の夢に向かってまっすぐに選択することは怖いものです。ただ、

 

「傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりもつらいものだ。」

 

何もせずに諦めてしまうことは本当に残念なことだとも思いました。でもでも、夢を追う中で乗り越えるべき試練に出くわす場合、大体が爆絶級にクリア不可能だったりするので、やろうと思ってもそこそこで諦めてしまいがち。

 

「夢を追求している時は、心は決して傷つかない。」

 

それでも、叶えたい夢に向かって熱中していればそういうことを考えている暇もないのかなとも。そこまでしっかり叶えたいと思って熱中できるようになろうとも思いました。

 

あくまで自分の解釈の上での感想なので、作者が伝えたい事は違うかもしれないけど、僕も叶えたい夢があるので、それを追い求めていけるようにしたいと思いました。

 

それ以外にも考えさせられるようなシーンが幾つかありましたが、とりあえずはこんな感じで。舞台はもう観られないから、気になる方は原作となっている本を読みながら自分と重ねあわせてはいかがでしょうか?まぁ、普通の冒険活劇的なお話しなのでライトノベル感覚で読めるんじゃないかと思いますけどね。さすがにそういう言い方は作者に失礼か?まぁ、僕は読もうと思っています。

 

さて、そんな感じで、普段アイドル教室しか観に行かない自分ですが、仲間とのきっかけでこのような舞台に出会えてよかったなぁと思います。たるるさん、こばちょん、パズル星団の方々、舞台に関わった皆さん、お疲れ様でした&楽しかったです!!また、次回の舞台も、時間を作って観に行きたいです。そして、もっとヲタクから役者が現れることを願っています(ごめん、別に願っていなかった)

 

P.S. やっぱ玉川さんのセリフが一番頭に残ってるんだよなぁ