2016年・堀梨恵横断幕
こんな感じでした。
テーマは「二代目リーダー」。アイドル教室のリーダーに就任したほりーに、初代リーダー・愛沢りこからバトンを受け継ぐという内容で、今後の活躍を期待するというものでした。
最初は大体の構図の提案を受けていたので簡単だなぁなんて思っていました。実際は大間違いでした。
バトンを受け継ぐということから運動会のリレーを想像していたのですが、下描きの段階で運動会のポスターみたいになってしまった。そこに何の想いも無い状態の絵が出来上がってしまったのです。
横断幕を描く時、綺麗な絵や上手な絵よりも「意味のある絵」を描いています。(これは絵が上手くない言い訳でもあるが←)
関係ないようでメンバーの配置ともそれなりに考えてたりするんですよ。縁の深い人ほど近いとか。遠いから縁が深くないとかじゃないんですけどね。
その中でただメンバーを横に描くだけじゃ…と、ただバトンを受け渡してるだけじゃ…と。
こういう時、いつも頼りになるのはパパさん。困っていると「こうしたら?」とか「こう考えたら?」と色んなアイデアを貰います。アイドル教室に関する想いは相当なもの。僕とは違う視点から出るアイデアは、非常に共感でき、その意味は深い。今回は自分が悩んでいた部分をすべて吹き飛ばしてくれました。
そこで、こんな想いで横断幕を作りました。
まずは、ただのリレーの絵を「アイドル教室そのもの」として考えてみた。コースはアイドル教室の軌跡、道のり。その道のりを虹色(正確にはメンバーカラーだから6色)で表現。走り終えたりこぴがほりーにその想いを渡す。受け取ったほりーはその先に全力で突進していく。表情は強く、でも期待に溢れる笑顔で。それを見守る突進Tシャツを着たアイ教・たーぼ・Jrのメンバー。リーダーとしてのほりーをちゃんとみんなが笑顔で見守ってるよ、ちゃんと支えてくれているよと言う意味。また、右下の観客はスタッフ陣。梅村P・小林さん・木下くん・田村くん・井上さん・あさきちと五一で一番偉い人・女将さんを描きました。本当はアイ教の先生方(ナミ先生とか)や五一のスタッフ(馬場さんとか)も描きたかったけど、資料不足で描けず。直接、アイドル教室の公演に関わる人を中心に描きました。顔を出さない沢山の人にも支えられているよという意味。あと、突進会代表でポテトヘッド夫妻+テッド。直接ファンが描けないからさ。ファンからも愛されているよの意味で。文字の色はほりーのイメージカラーである緑とオレンジ。衣装はほりーがリーダーとして新しい物語を作ることから「今始まるストーリー」を選びました。
以上。
簡単に言うと「りこぴから受け取ったリーダーとして責任ある立場も、みんなの支えの中を笑顔で突き進んで欲しい」ということです。あ、Twitterで140文字じゃ描けないと言ってたけど書けたわ←
そんな感じで完成した横断幕。沢山の協力を得て、完成に漕ぎ着けました。一緒に横断幕を作ってくれた突進会のみなさん、ありがとうございました。そして多くの方からのお褒めの言葉に感謝しています。そして、なによりも公演後の個別握手会で言ってくれた言葉が…
「今回は私の負けだわ。」
今回はほりーを嬉し泣きさせるという目標があったので、ほりーに絶対に泣かせると伝えてありました。みんなの気持ちが伝わってくれたなら本当に嬉しい限りです。そして、ファンからの想いがほりーの力になって、今年一年の活躍になることを願っています。
■おまけ■
参考資料たち