かずにぃの「主にアイドル教室について」

名古屋・新栄で活動するアイドル教室のことを中心にどうでも良いことを書いてます

アイドル教室で10年間横断幕職人をしていたら「お絵描きスキル」が上がったのでちょっと解説してみた

どうも、かずにぃです。

ラノベみたいなタイトルです。

 

今回は「僕がアイドル教室メンバーの絵を描く時のポイント」について語っていこうと思います。横断幕を描くに至った経緯と、横断幕に対する想いなどと共に色々と書いていきます。長文になる予感…。そして、細かく写真張ったりとか思ったけど、やり方忘れたから11周年の横断幕だけ張っておく←

 

さて、こんなブログを書こうと思ったのも真野ちゃんが「メンバーの似顔絵を描くのに、どこをポイントにしてるか知りたい♪」と言ってたのでね。真野ちゃん絶対に読んでね。真野ちゃんじゃない人も読んでね。

 

で、ちょっとだけ昔話。興味ない人は飛ばしてOK🙆‍♂️

 

子供の頃は絵を描くことが好きでした。小学生の頃はよくガンダムの絵を描いてました。でも、中学生になるとまったく描くことはなくなり、専門学校に入って絵の授業で広末涼子さんを描いたくらいでしたね。社会人になって絵を描くことなんて皆無でした。

 

そんな僕が横断幕を描くきっかけとなったのが、最初の推しである「中原すみれ」ちゃんの生誕&卒業式で、横断幕で文字だけは寂しいなと思って似顔絵を描いたのでした。

 

まぁ、あんまり似てなかったけど、10年以上ぶりに絵を描いたし、1ヶ月くらい練習したから頑張った方かと。

 

その後、メンバーの生誕祭の度にファン仲間から「横断幕を描いて」と言われるようになり、生誕祭といえば「サイリウム・クラッカー・横断幕・スタンドフラワー・アルバム」を用意するという感じになって、横断幕はかずにぃ担当みたいな感じになったわけです。

 

有難いことに、アイドル教室の横断幕はかずにぃさんに描いて貰いたいと言って頂けて、毎回依頼を頂いております。僕自身も依頼がなければ描けないので、お願いされることは本当に有難いことです。実際、作業としては大変なものですが、一枚一枚気持ちを込めて取り組んでおります。

 

 ちなみに、ラバーさんは別の方が描いておりますが、これは以前金曜日にやっていた妹ユニットのライブに僕が行けていないので、ちゃんと観てくれる人にお願いしたいというところから始まったのもあります。あと、メンバーが増えすぎて僕の余裕が無いとか、実際に僕より断然絵が上手いとか、そんな諸々の事情で今もお願いしている感じです。

 

それにしても、僕より絵が上手い人めちゃくちゃいますよね…。僕が絵を描くポイントとかよりも他の人が描くポイントが知りたい気がしてきた…。

 

さ、閑話休題

 

アイドル教室メンバーを描く時のポイント解説をしていきましょう!

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アイドル教室11周年横断幕

 ちなみに、最近は顔写真をあまり見ながら描いたりしていません。最新の髪型だけチェックするだけです。顔を描いてみて、僕の頭の中のメンバー像と一致しているかを重要視しています。「なんか違うなー」と思えば全部消して描き直します。といいつつ、主役は5時間くらいかけてしっかりと描きますが、周りのメンバーは多少似てなくても雰囲気が出てればOKにしちゃったりしてます。前置きはどうでもいいですね。本当に本題です。

 

では、最初は寺沢ありすさん。

 

ポイントは目と口と髪型です。イメージとして「綺麗・明るい・元気」なので、キリッとしたカッコイイ目に大きな口を描くことが多いです。髪型はその時々で編み込みをしてたり、カラーやエクステをしてたりするので、髪のボリューム感には一番気をつけています。

 

一番長く描いているので、横断幕の主役の次に描くことが多いです。ありすさんの出来栄えが自分の中で結構重要だったりします。

 

次は堀梨恵さんです。

 

イメージは「男前」なので、カッコ良さを意識して描いてます。目も口も参考にしてるのは男性キャラだったりします。生誕祭の時はテーマにもよりますが、できるだけ可愛らしく描いています。あと、少しだけ鼻と口の距離を他のメンバーより離して描いてます。(分からないレベルで)

 

昔は「髪が短ければほりー」だったのでまぁまぁ似てるかな程度で描いてたんですが、最近は長い時もあると誰か分からなくなることがあるので、結構しっかりと顔を描くようになりました←

 

次は藤りんのさんです。

 

イメージは「クール・美しい」なので、目は重要です。笑った顔でも他のメンバーに比べると口は閉じ気味です。実際はすごく大きく口を開けて笑うんですけどね。あとは顔のラインは他のメンバーよりも鋭い感じを意識しています。

 

でも、りんちゃんが生誕の時は可愛らしさ重視で描きます。いつもより目を大きく優しく、そして独特な雰囲気が出るように意識しています。

 

お次は月島彩さんです。

 

さーやのイメージは「コミカル・明るい」で、ここからカッコイイにも可愛らしいにもなれる優秀キャラです。僕のイメージで…

 キレイ:ありす、ほり、りんの

カワイイ:あす、まの、まほ

 なので、さーやをどちら側に描くかで雰囲気がシフト出来ると思っています。

 

クールさーやの時は目力強めで、キュートさーやの時は目を大きく。意外につり目な感じに描きます。あとはほっぺが特徴的なので笑ってる時は目の側のアーチを強くするとさーやっぽいかなと思います。髪型のバリエーションも意外に多いイメージなので横断幕のテーマで変えやすいのもさーやの特徴ですかね。

 

次は福沢杏純さんです。

 

もう、特徴は口です。よく「サザエさんみたいな口」と言ってるのですが、ちょっととんがった感じの口をどう描くかがポイントだと思います。多分、一番描き直し率高いです。「元気・明るい」のイメージなので、目は見開いた感じで描いてます。

 

顔は本人も言っていますが、丸顔なので、他のメンバーが卵型の下描きをする中で若干丸くなるように描いています。更にサザエさんっぽいです。描き上がったサザエさんにシースルーな前髪とポニテをつければOKです←

 

次は光井真帆さんです。

 

実は一番苦戦してます。イメージは「清楚・優しい」なんですが、まほろんの可愛さがまだ描ききてれないと思っています。というのも、まほろんの特徴は鼻筋のキレイさだと思うのですが、僕の描く絵は鼻がちょんと描いてるだけなのでよく分からないんですよね。少しだけ下がった目に横に長く笑った口に、シュッとした感じの鼻が描けたらなぁと思っています。

 

あと、顔の輪郭はホームベースに近い感じで描いてます。どうしても似てないなぁという時は最終手段でおでこを出します←

 

最後に真野紗奈さん。

 

もうみて「カワイイ」と思えなかったら即消します。本人は目が離れていると言っていますが、若干目頭の開始位置は他の子よりも外側に描きます。黒目の位置は同じです。他の子よりも可愛く描くので黒目も大きめです。イメージは「カワイイ(極大)・おとなしい」なので口は控えめに開いて笑う感じで雰囲気を出しています。実は口はメンバーの中で一番大きいと思うんですが、あくまでイメージ優先です。

 

髪型はツインテールです。意外とツインテールの場合の髪の毛の流れ方を描くのが難しかったりします。ツインテールは結ぶ位置や結び方で角度が変わるので、自然な角度はかなり意識します。

 

とこんな感じです。言葉にすると表現が難しい部分もあって端折ってしまった部分もあるのですが、感覚的にこんな感じです。細かい部分はまた機会があればやっていきます。

 

とにかく、雰囲気重視です。顔のバランスがおかしくても、それっぽく見えるればOKかなと。ただ、特徴を捉えて細かく描いても、それっぽく見えなければNGだとは思います。似てる似てないはそういうところかなと思うので、今後もその子のイメージを大切にはしていきたいかなと思います。

 

そんな感じ。参考になりませんしたかね?

 

僕自身、絵が得意な訳ではないので、上手い人から見たらあり得ない絵になってたりはすると思います。ただ、僕に描く横断幕が絶対に誰にも負けない部分があるとしたら「推しの人達の気持ちが入ってる」というところだと思います。

 

「あの子はこれが好きだから描いて欲しい」

「こんな一年になって欲しいからこう描いて」

「今年頑張ったこれを描いて欲しい」

 

ずっと見ている人たちだからこそ出るアイデアはその子が一番喜ぶ何かを秘めていると思うので、メッセージ性は誰にも負けてないと思います。これからもそこは大事にしたいので、推しの人達は真剣に推しが喜ぶアイデアを考えて下さいね!

 

ということで、「アイドル教室で10年横断幕職人をしてたらお絵描きスキルが上がったのでちょっと解説してみた」でした。